食品・特殊合成樹脂・合金銅の焼入れ及び焼戻し・溶体化など多種多様の熱処理に対応致します。
処理材・処理目的により加熱室→冷却室を組み合わせた最適の構成でお届け致します。
対流加熱による品質の向上
従来の倒炎方式ではなく対流加熱(高速噴流循環)方式ですのでエネルギーの使用量が削減され同時に温度が均一化されることで製品の品質向上を実現しております。
また、品種のプロセス条件に合った耐熱撹拌ファンによる循環方式も計画致しますので、お気軽に御相談下さい。
広範囲の温度領域
多本数のバーナを設けておりますので操作パネル画面上で使用するバーナを選択すれば、広範囲での温度領域で御使用頂けます。
ただし、高温・中温・低温域により対流放射の熱伝達が異なりますので、処理材の材質・形状・サイズ等により御相談下さい。
ゾーン別のプログラム選択
操作パネル画面上でゾーン別のプログラムパターン及び使用するバーナが選択いただけます。
プログラムパターンは、数十種類の選択が可能です。
自動システム
前後機械のトータルプロセスでの自動制御システム運転についても御相談下さい。
定期点検
ユーザのニーズに対応した品質の向上と安全性を含めたメンテナンスを実施しております。
使用条件
必要事項を差し支えのない範囲で御相談下さい。
- 処理物
- 処理量
- 処理温度
- 温度分布
- 加熱パターン
- 熱源
- 設置場所
電気炉
セラミックファイバーに発熱体を埋め込んだ電気ヒータですので、ライニング材の重量は、従来より約1/5に軽減され、熱容量が少なくコストの低減になります。処理する品種によりシーズヒータ(フィンヒータ・アルミ鋳込ヒータ・ラジアントヒータ等)を使用しますが、ヒータの材質は使用条件により一般的なものからインコロイ・インコネルで計画いたします。
電気容量 550kw
(1,980,000kJ/h)
ベルト式電気加熱及び電気乾燥装置についてはベルトコンベア熱処理の項目をご参照ください。
ベルトコンベア熱処理
化学及び食品の加熱→冷却を組み合わせたベルト搬送による連続加熱炉としてお届け致します。セラミックやカーボンを素材として遠赤外線ヒータを使用し、独自のゾーン制御で炉内温度分布の均一化を図っております。
加熱炉 560kw
(2,016,000kJ/h)
液体燃料(天然ガス・プロパンガス・ブタンガス)及び排熱の回収による省エネルギー計画にも対応しておりますので、お気軽に御相談下さい。
硬化炉 250kw
(900,000kJ/h)
ロータリーキルン
本ロータリーキルンは電熱面積が大きく効率が良く金属・薬品・樹脂・土砂などといったあらゆる分野で採用されております。また、処理品の安全性・処理目的に対応した直火タイプと間接タイプの2種類があり前後機械の計装制御を含めたトータルプロセスとしてお届けしております。
使用条件
必要事項を差し支えのない範囲で御相談下さい。
- 処理物と形状
- 含水率
- 嵩比重
- 処理量
- 処理時間
- 燃料
- 設置場所